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マッチングアプリ

マッチングアプリがうまくいかないとき、出会いのどの段階を見直す?

アプリがうまくいかないとき。まず、見直すことを一つ

マッチしない。会話は続くのに会う約束にならない。一度は会えても、その先が決まらない。「うまくいかない」と感じる場面は、人によって違います。

まず、出会う準備から、望む関係を互いに選ぶまでの6段階を見渡してみます。自分がどこまで進んでいて、どの小さなステップで迷うのか。そこが分かれば、次に試すことを絞れます。

私も、マッチング後に返信が途絶えたり、会う予定がキャンセルされたりして、時間やお金の負担を感じてきました。すべてを一度に変えるより、今つまずいている場面から見直していきましょう。

出会いから関係づくりまでの6段階。1 出会う準備、2 お互いに興味を持つ、3 会う約束、4 初対面、5 再会して関係を深める、6 望む関係を互いに選ぶ。各段階の小ステップは下の本文で説明。

各段階の詳しい説明は、この下に続きます。交際・性的な関係・結婚をすべて目指す必要はありません。自分の希望を考えることと、相手も同じ希望か確かめることを分けておきます。

スマホでは、表を左右に動かして読めます。

① 出会う準備をする

ここでは、どんな関係を望み、どんな自分を伝えるかを考えます。「とにかく登録する」で止まっていたら、希望・写真・自己紹介を順に見てみます。

小さなステップ 迷う場面・見直すところ 試せること
望む関係・会いたい相手を考える 誰と何をしたいのか曖昧 交際や結婚への希望、会える地域、一緒に過ごしたい時間を書き出す
アプリを選ぶ 自分の目的に合うか分からない 利用対象や目的の案内を公式で読み、自分の希望と照らす
写真を用意する 今の顔や雰囲気が伝わらない 顔・全身・日常の写真を並べ、足りない役割を選ぶ
自己紹介を書く 趣味の名前だけで終わる 実際の休日の過ごし方を一つ添える
身だしなみを整える 写真や対面で気になる部分がある 髪・ひげ・服など、自分が整えたいところを一つ決める

写真で、今の自分が伝わるか

顔が小さく写っている、暗くて表情が見えない、古くて今の髪型と違う。まずはこうした点を見ます。顔が分かる写真、服装や全身の雰囲気が分かる写真、普段していることが伝わる写真を並べると、似た写真ばかりになっていないかも分かります。

載せる写真が足りなければ、手持ちから選ぶ、自分で撮る、友人やプロに頼む方法を考えます。髪型や服装を整えたいなら、撮り方と、次に撮る日までの準備を分けて考えます。

自己紹介に、会話のきっかけがあるか

「趣味は散歩です」だけなら、どんな散歩を楽しんでいるかを添えてみます。実際にそうしている人なら、「休日は気になった喫茶店まで歩いて、コーヒーを飲んで帰ることが多いです」。相手が喫茶店やコーヒーの話をできる具体例になります。

趣味を増やすより、普段の過ごし方や、一緒に楽しみたい時間が伝わるかを見ます。写真で雰囲気を伝え、文章で過ごし方を補うように、役割を分けてみます。

② お互いに興味を持つ

相手を探して、自分も知ってもらう段階です。プロフィールを用意したことと、相手との接点ができたことは分けて振り返ります。

小さなステップ つまずく場面 試せること
相手を探し、プロフィールを読む 写真だけで選び、希望の違いを見落とす 求める関係・地域・過ごし方まで読み、接点を探す
いいねを送る・受け取る 自分から動いたか曖昧/届いた反応だけで選ぶ 自分から送る場合も受け取る場合も、会いたい理由を考える
自分のプロフィールを見てもらう 反応が少なく、何を直すか決められない 写真や冒頭の文章を見直す。閲覧状況が分からなければ未確認のままにする
マッチする マッチを会う約束と同じに感じる 相手のプロフィールで気になった話題を一つ選び、会話へ進む

相手の希望と自分の希望に接点があるかを読むことは、条件をすべて合わせることではありません。たとえば会える地域や休日が違うなら、実際に会える過ごし方があるかを考えます。

反応の少なさだけで、写真や外見が原因とは決められません。自分がしたことと、確認できた反応を分けて残すと、次にどこを試すか考えやすくなります。

③ やり取りから会う約束へ進む

初回の連絡、会話、誘い、日程調整では、決めることが違います。「返信は来るがまだ誘えていない」と「誘いには応じてもらえたが日程が決まらない」を分けてみます。

小さなステップ つまずく場面 試せること
初回メッセージ・返信 挨拶だけ/相手の話と別の質問を送る 挨拶に気になった話題を添え、返信では相手の話を受ける
話題を広げ、互いを知る 質問ばかり/相づちだけで終わる 関連する自分の話も添え、聞きたいことを一つ選ぶ
会いたいと思い、誘う 会話はするが、会う希望を伝えていない 自分は会いたいか考え、何をして会いたいか提案する
相手が応じる 誘いへの返事が曖昧 会う意思が確認できるまで、予定確定と扱わない
日時・場所を決める 「いつか行こう」で止まる 候補日・時間帯・地域を相談し、待ち合わせまで決める

場面に合わせて伝える

たとえばカフェの話をしているなら、次のように役割を分けられます。自分と相手の実際の話に合う部分だけ使います。

  • 初回:「はじめまして。喫茶店巡りがお好きなんですね。最近行ってよかったお店はありますか?」
  • 話題を広げる: 相手が静かな店を好むと話したなら、「落ち着いて話せるお店、いいですね。私も本を持って喫茶店に行くことがあります」。自分もそうしている場合に、自分の話を添えます。
  • 誘う:「よかったら、今度カフェでお話ししませんか?」。まず会いたいかを相談します。
  • 日程調整: 相手も会いたいと答えたら、「土曜か日曜の午後はいかがですか? 場所は新宿あたりだと行きやすいですか?」。候補は自分が行ける日と、相手の都合に合わせます。

返事がない理由を問い詰めたり、断られたあとに説得を続けたりするための文例ではありません。会話が続くことから、会う意思まで推測しないようにします。

④ 初めて会う

予定が決まったら、当日の準備と、一緒にいる間の振る舞いへ進みます。服だけでなく、待ち合わせから別れた後までを見ておきます。

出かける前のチェックリスト

  • 場所と時間: 待ち合わせ地点、行き方、予約、店の服装条件を確認する。遅れそうなら、分かった時点で到着見込みを伝える。
  • 服と靴: 上下と靴を一組合わせ、座る・歩く動作を試す。しわや汚れが気になるものは、手入れするか別の手持ちへ替える。
  • 髪・ひげ・口元・爪: 寝ぐせや食べかす、爪の汚れなど、自分で整えられるところを確認する。
  • においへの配慮: 着る服の状態や汗を確認し、香りを強く重ねる前に着替えなどを考える。

肌の状態や病気を不潔さと結びつける必要はありません。ここで見るのは、当日に自分で準備できることです。

待ち合わせから、会った後の連絡まで

小さなステップ 迷う場面 試せること
待ち合わせ・挨拶 相手を見つけられない/出だしに迷う 具体的な目印を共有し、会えたら挨拶して名前を確かめる
会話・一緒に過ごす 自分だけ話す/質問を続ける 相手の話を聞き、自分の話も交える。スマホを見続けない
食事や飲酒、店での振る舞い 自分の好みだけで進める 食べたいものや飲酒の希望を聞く。店員にも丁寧に接する
会計 支払いの想定が違う 相手が払うと決めつけず、どうするか言葉で相談する
別れ際 自分だけ延長したくなる 帰る時間や相手の希望を尊重する
会った後の連絡 何を伝えるか迷う 時間を一緒に過ごしたお礼と、自分が感じたことを短く伝える

嫌がる話題や接触、誘いは進めません。その場で一緒に過ごしたことと、その先の約束は別です。

⑤ また会い、関係を深める

一度会ったあとは、相手の反応だけでなく、自分もまた会いたいかを考えます。

小さなステップ つまずく場面 試せること
自分の希望を考える 選ばれるかどうかばかり気になる 一緒にいて楽しかったこと、気になったことを分ける
次に誘い、相手の意向を知る お礼だけで終わる/曖昧な返事を予定扱いする また会いたければ伝え、応じる意思を確認して日程を相談する
再会し、価値観や過ごし方を知る 会う回数は増えるが互いを知らない 休日や仕事との付き合い方など、実際の会話・過ごし方から知る
希望の違いを話す 違いを我慢するか、すぐ否定する 自分の希望を伝え、調整できる点と譲れない点を話す

たとえば「また会いたい」と思ったら、前回話した場所や一緒にしたいことを添えて誘えます。一方で、自分は会いたくないと感じたなら、再会を目標にし続ける必要はありません。

会う頻度や連絡の好みが違う場合も、相手の性格を決めつけず、実際にどう過ごしたいかを相談します。

⑥ 望む関係を互いに選ぶ

親しくなっても、関係への希望が同じとは限りません。交際・性的な関係・結婚は、順番に達成する項目ではなく、それぞれ意思を確かめる話題です。

相談すること 思い込みやすいこと 話すこと
交際の意思 何度も会っているから交際している 自分は交際したいか、相手はどう考えているか
性的な関係への意思と同意 会う・交際することへの同意があればよい その時、その行為を互いに望むか。迷いや拒否があれば進めない
結婚への希望 交際すれば結婚も目指すはず 結婚を望むか、時期や暮らしにどんな希望があるか
具体的な関係や生活 大きな希望が合えば細部も同じ 会う頻度、距離、仕事や生活との両立などを相談する

一度同意したことでも、気持ちは変えられます。性的な関係を持ったことは、交際や結婚の合意にはなりません。希望が違うと分かったときは、進め方を相談することも、その関係を選ばないこともできます。

まず試して、どこまで進んだかを振り返る

6段階のうち、今気になる場面を一つ選びます。「写真を替える」「誘いへの意思を確認する」のように、試す内容と振り返る日を決めておきます。

全部の段階を細かく数える必要はありません。まずは次の4項目で、自分の行動と起きたことを分けて残します。

記録すること 残し方
期間・アプリ いつからいつまで、どのアプリで試したか
段階・変えたこと ①写真を替えた、③会う提案をした、など
行動と結果 提案した/相手も会いたいと答えた/日時・場所が決まった/実際に会った、を区別する
次に試すこと・自分の希望 次は候補日を相談する/自分はもう一度会いたい、など一行

件数が必要なら、見直す段階だけ数えます。②なら「自分からいいねした人数と、その相手とのマッチ人数」。③なら「会う提案をした人数と、日時・場所が決まった人数」。同じ相手を重複して数えず、相手から始まった反応は分けます。返事待ちは保留とし、予定だけを実際に会った人数へ入れません。

相手の実名や会話全文、性的な情報を記録する必要はありません。少数の結果から、変更の効果や自分の価値を決めつけず、次に試すことを選ぶために使います。

今いる段階と、その中の小さなステップが一つ見つかれば、そこから試せます。